浮気調査を探偵に依頼するかどうか迷っている方の中には、「もし調査の結果、浮気していなかったらどうしよう」「お金が無駄になるのではないか」という不安を抱えている方が少なくありません。

結論から言うと、浮気調査の結果が「シロ(白)」になるケースは全体の約2〜3割存在します。そしてシロの結果が出たとしても、調査費用が無駄になるわけではありません。「浮気していなかった」という事実の確認には、疑いのまま過ごし続ける精神的コストを考えれば十分な価値があります。

この記事でわかること: 「シロ」判定の3つの意味、シロだった場合の費用負担、再調査すべきかの判断基準、そしてシロの結果を関係修復に活かす方法を解説します。

「シロ」とは何を意味するのか

浮気調査における「シロ」とは、調査期間中に浮気(不貞行為)の証拠が得られなかったことを意味します。ここで重要なのは、シロは「浮気をしていない証明」ではないという点です。

シロ判定には大きく3つのパターンがあります。

パターン①:本当に浮気をしていなかった

最も望ましい結果です。帰宅が遅い日が続いた、スマホを隠すようになった、急に身だしなみに気を使い始めた——こうした行動変化が浮気ではなく、仕事の繁忙期、趣味、サプライズの準備など別の理由だったケースです。

浮気のサインとされる行動の多くは、浮気以外の原因でも起こりえます。浮気のサイン・兆候チェックリストで紹介している項目に複数当てはまったとしても、それだけでは浮気の確定にはなりません。だからこそ、専門家による調査で事実を確認することに意味があります。

パターン②:調査期間中にたまたま会わなかった

浮気相手との密会が月1〜2回程度の場合、調査期間中にたまたま会わないことは十分にありえます。特に短期間の調査(1〜3日)では、このパターンが発生しやすくなります。

このケースでは、調査期間を変えて再調査すれば証拠が見つかる可能性があります。調査期間の設定については浮気調査の期間は何日かかる?短期で終わらせる5つのコツを参考にしてください。

パターン③:パートナーが警戒して行動を控えていた

パートナーがこちらの態度変化に気づき、一時的に浮気相手と会うのを控えていた可能性もあります。探偵に依頼した直後に安心して態度が変わったり、逆に冷たくなったりすると、パートナーは「何かあった」と察知します。

このパターンが疑われる場合は、時間を置いてパートナーの警戒が解けてから再調査を検討することが有効です。依頼中の態度管理については浮気調査中の過ごし方で解説しています。

シロだった場合の費用はどうなるか

「浮気していなかったなら、費用は返してもらえるのでは?」と考える方もいますが、原則としてシロの場合でも調査費用は発生します。探偵が実際に稼働(尾行・張り込み・報告書作成)を行っている以上、その労務に対する対価は発生するためです。

料金体系別のシロ時の費用

料金体系シロだった場合の費用
時間制稼働した時間分の全額を支払う
パック料金パック料金の全額を支払う(余った時間の扱いは契約による)
成功報酬型着手金のみ(成功報酬は発生しない場合が多い)

シロの可能性を考慮するなら、成功報酬型が最もリスクを抑えられます。着手金0〜20万円のみの負担で済み、証拠が取れなかった場合の成功報酬は発生しません。ただし、「成功」の定義が曖昧な契約では、シロであっても成功報酬を請求されるトラブルがあるため、契約内容の確認が不可欠です。各料金体系の詳細は探偵の料金体系を徹底解説をご覧ください。

費用を最小限に抑える工夫

シロの可能性も視野に入れて費用を抑えるには、以下の方法が有効です。

  • まず短期調査(1〜2日)で様子を見る:最初からパック料金で長期契約するのではなく、最も怪しい日をピンポイントで調査し、状況を見て追加するアプローチ
  • 事前情報を充実させて空振りを減らす:パートナーの行動パターンを2〜3週間分記録してから依頼する
  • 複数社の見積もりを取って最適なプランを選ぶ:同じ条件でも探偵社ごとに費用が大きく異なる

見積もりの取り方と比較方法は浮気調査の見積もり比較|費用で失敗しない5つのコツで詳しく解説しています。

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シロだった場合に「再調査」すべきかの判断基準

シロの結果が出ても疑念が消えない場合、再調査を検討するかどうかは慎重に判断する必要があります。闇雲に調査を繰り返すと費用が膨らむだけでなく、自分自身の精神的な負担も大きくなります。

再調査を検討すべき3つのケース

ケース1:調査期間が短すぎた場合

調査が1〜2日だけで、パートナーの密会頻度が月1〜2回と推測される場合は、単にタイミングが合わなかった可能性が高いです。1〜2週間の期間を空けて、別の怪しい日に再調査する価値があります。

ケース2:調査後もパートナーの不審な行動が続いている場合

シロの結果が出た後も、スマホを隠す、帰宅時間が不規則、急な外出が続くなど、具体的な不審行動が継続している場合は、調査のタイミングが合わなかった可能性があります。

ケース3:パートナーが調査に気づいていた可能性がある場合

調査前後であなたの態度が変わっていた、探偵社の書類やメールが見られた可能性があるなど、パートナーが調査を察知していたと考えられる場合は、警戒が解けるまで2〜3ヶ月の期間を空けてから再調査を行うのが一般的です。

再調査をやめるべきケース

一方、以下の状況であれば再調査は推奨しません。

  • 具体的な不審行動がなく、漠然とした不安だけが理由の場合:根拠のない疑いで繰り返し調査することは、費用の浪費に加え、自分自身の精神的健康を損なうリスクがあります
  • パートナーの行動がシロ判定後に明らかに改善した場合:残業の理由が具体的に説明されるようになった、スマホを普通に見せるようになったなど
  • すでに2回以上シロの結果が出ている場合:複数回の調査でシロが出ているなら、浮気の可能性は低いと考えるのが合理的です

疑念が消えない場合は、探偵への再依頼ではなく、カウンセラーや弁護士への相談を検討してください。不安の原因が浮気ではなく関係性そのものにある可能性もあります。相談先の選び方は浮気の相談はどこにすべき?弁護士・探偵・カウンセラーの使い分けで解説しています。

シロの結果を関係修復に活かす方法

シロの結果は、夫婦関係を立て直すきっかけにもなります。「浮気していなかった」という事実を、前向きな行動に転換するための具体的なステップを紹介します。

ステップ1:自分の不安の原因を整理する

なぜパートナーの浮気を疑ったのか、その根本原因を振り返ってください。コミュニケーション不足、生活リズムのすれ違い、過去のトラウマなど、不安の原因が明確になれば対処法も見えてきます。

ステップ2:パートナーに「調査したこと」を伝えるかどうかを決める

これは非常にデリケートな判断です。伝えることで「そこまで不安にさせていたのか」とパートナーが行動を改めるきっかけになる場合もあれば、「信じてもらえなかった」と関係がさらに悪化する場合もあります。

一般的には、シロだった場合は伝えない選択をする方が多いです。伝えるかどうか迷う場合は、カウンセラーに相談して第三者の視点を得てから判断してください。

ステップ3:コミュニケーションを意識的に増やす

浮気を疑うほどの不安が生じたということは、関係性に何らかの課題があるサインです。週に1度は二人の時間を作る、感謝の言葉を意識的に伝える、不安なことは溜めずに話し合うなど、小さな行動の積み重ねが関係修復につながります。

夫婦関係の再構築に取り組む具体的な方法は浮気を許して再構築した夫婦のリアルで詳しく紹介しています。

ステップ4:必要に応じて専門家の力を借りる

疑念が完全に消えない、パートナーとのコミュニケーションがうまくいかない、不安で日常生活に支障が出ているといった場合は、夫婦カウンセリングや心療内科の受診も選択肢に含めてください。浮気の疑いがもたらす精神的ダメージは浮気発覚後の心のケア・メンタルヘルスで解説しており、シロだった場合にも参考になる内容です。

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「シロかもしれない」と不安なまま依頼を先延ばしにするリスク

「浮気じゃなかったら費用がもったいない」と考えて依頼を先延ばしにするケースが多くありますが、先延ばしにはそれ以上のリスクがあります。

証拠の消失リスク。 時間が経つほど、LINEの履歴は削除され、クレジットカードの明細は古くなり、浮気相手との関係が終わった場合は証拠そのものがなくなります。

精神的コストの蓄積。 「浮気しているかもしれない」と疑いながら過ごす日々は、想像以上に精神を消耗します。睡眠の質が下がり、仕事に集中できず、子育てにも影響が出る方は少なくありません。

自力調査の失敗リスク。 費用を節約しようと自分で調べようとした結果、パートナーにバレて関係が決定的に悪化するケースが後を絶ちません。スマホの無断チェックは不正アクセス禁止法に抵触するリスクもあります。

シロかどうか判断がつかない段階でも、まずは無料相談を利用することで、探偵が「調査すべき状況かどうか」を客観的に判断してくれます。事前にどんな準備をしておくべきかは浮気調査を依頼する前に準備すべき5つのことを参照してください。信頼できる探偵社の選び方は探偵事務所の選び方|後悔しない5つのチェックポイントでチェックできます。

各社の調査体制・料金・実績を一覧で比較したい方はおすすめ探偵社ランキングを参照してください。

よくある質問

Q. 浮気調査でシロになる割合はどのくらいですか?

探偵事務所によって数値は異なりますが、一般的に全依頼の2〜3割がシロとされています。残りの7〜8割は何らかの証拠が得られるか、少なくとも不審な行動が確認されています。事前情報を充実させて調査日を絞り込むほど、シロの割合は下がります。

Q. シロだった場合、探偵社に返金を求められますか?

時間制やパック料金の場合、シロでも探偵が稼働した事実は変わらないため、返金は原則として認められません。成功報酬型であれば、成功報酬部分は発生しないため、着手金のみの負担で済みます。ただし「成功」の定義が契約書に曖昧に記載されている場合はトラブルになりえるため、契約前に確認が必要です。

Q. シロの結果に納得できない場合はどうすればいいですか?

まず探偵社に調査の詳細報告を求め、いつ・どこで・何時間調査したかの記録を確認してください。報告内容に不審な点がなく、調査方法に問題がないと判断できれば、結果を受け入れたうえで再調査の要否を判断しましょう。調査の品質に問題がある場合は、探偵社への苦情や消費生活センターへの相談も選択肢になります。

Q. パートナーに浮気を疑ったことを謝るべきですか?

パートナーが調査のことを知らない場合は、あえて伝えて謝る必要はありません。知らないことを謝ると、逆に不信感を生む可能性があります。ただし、調査前にパートナーを問い詰めた経験がある場合は、「疑ってしまってごめんなさい」と素直に伝えることで関係改善のきっかけになることもあります。

Q. シロだったことで罪悪感を感じています。調査したこと自体は問題ないのですか?

探偵への浮気調査の依頼は合法です。パートナーの浮気を疑う合理的な理由がある場合に、事実確認のために専門家に依頼することは正当な行為です。「疑うこと自体が悪い」と自分を責める必要はありません。不安を抱えたまま何もしないほうが、結果的に関係性を損なうケースも多いです。

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